じぶんの得意が、誰かの役に立ったら…
昼間はポカポカ、夜はぐっと冷えるようになり、服選びに迷う今日この頃。
町は寒さなど感じさせまいと、仮装に興じる人たちでにぎわっている。
繁華街に降り立つと、いつもの格好をしている自分のほうが浮いてしまって
まるで僕が一番ハロウィンを楽しんでいるかのようだ。
ブログやラジオ配信を始めて、よく考えるようになったことがある。
それは自分の強みについてだ。
世の中にはたくさん情報を発信している人がいる。
いとも簡単にブログを開設でき、アプリ一つで動画や音声を簡単に配信できる時代だ。
僕もその大勢発信者の中の一人。
その中で僕は何を伝えられるだろうとよく考える。
僕は何かをプレゼンしたり、メッセージを言葉で伝えたりすることが好きだ。
言葉を組み替えたり、きめフレーズを用意して
そこにたどり着くまでのプロセスを味わうことがたまらなく楽しい。
実際に結婚式のスピーチや、大勢の前でのトークを頼まれることがある。
その時は難なくこなすが、周りからほめられることが多かった。
でもそれはただ得意なだけであって、それ以上でもそれ以下でもないとその時は考えていた。
しかし、ふと今までの人生を振り返ると、言葉を扱うことで人を楽しませたり、
悩みを解決したりすることが多かったことに気づく。
人前で漫才めいたことをしたり、ライブのMCで盛り上げたり、はたまたゆっくりと友人の恋愛相談にのったり・・・。
何の気なしに、楽しいからやっていたことで人の役に立てていたのだ。
その強みの存在を理解したとき、それを仕事や人生に積極的に生かせていないことに気づきハッとする。
全然じぶんらしく役に立てていない。
やるべきことに追い回されて、やったらうまくいくことをないがしろにしていたのだ。
短所ばかりに目が行って、大事な宝石を磨き忘れていた。
僕は、もっと文字や言葉、はたまた、声で人の役に立っていきたい。
その言葉に出会ったことで、そのフレーズ、文章を知ったことで一人でも元気になってくれたら本当にうれしい。
似たようなこと、ほかにもたくさんやってる人がいるよなんて言われるかもしれない。
でも絶対に僕にしかできない表現があり、間があり、音がある。
それがたった一人でも、揺り動かせる力を持った時、それは究極の強みになるのではないだろうか。
まだまだ、技術は乏しいけど、毎日磨けば周りを明るく照らす宝石になれると僕は信じている。
さて、今日もせっせと強みという名の宝石を磨こう。