最適解よりも納得解を。

おかんから急に「チケットが余ったから三代目J-soul Brothersのライブ見に行くよ」

と言われ、親子二人で熱狂してきた帰り道。

実の母親が隣で登坂君の投げキッスに絶叫している様子を、微笑ましく見れたことに

大人になった自分を感じました（笑）

帰りにおかんと二人でご飯を食べながら、人生を振り返り、今後の人生についてのプランを語る。

いろいろ心配なところもありそうだったけど、

「あんたが納得して、それで幸せになれるんならそれでいいよ」

といってくれたことで、心が一気に救われた。

今までの僕の人生は最適解を求める人生だったのかもしれない。

もともと用意されている答えにいかに早くたどり着くか、

仮に答えがなくても、その環境下ではこれが一番妥当な答えにいかに順応するか。

そんなことばかり気にしてきたのかもしれない。

自ら考え、ゼロから答えを作り出していくことを放棄してきたのだ。

そのほうが楽だし、選択にエネルギーを使わなくて済む。

でも心につかえる何かが残り続けるんだ。

このままでいいのか、でもここを抜けたら先はないんじゃないか・・・。

抜け出したい自分と抜け出したくない自分が葛藤する。

最適解を求めると、安全ではあるけど安心はできない。

納得解を求めると、安心ではあるけど、安全ではない。

けれど、自分らしさは納得解の先にあると思うんだ。

周りからどう思われるかよりも、あなたが本当はどう思っているか。

その先にこそ、本当のあなたらしさがある。

納得解を導き出すには、考える時間とエネルギーが必要になる。

答えが出せても、ちょっと時間経つと納得できなくなり、

また一からやり直しなんてざらだ。

納得解を出すのは最適解を求めるよりもはるかにめんどうなのだ。

でも納得して導き出せた答えには、強力な推進力を伴う。

迷いなく、すっきりとした心で、必要な行動をとることができる。

このブログも、納得解の一つだ。

どんなに眠くても疲れていても書くことができる。

そんな納得解が人生でいくつもあったら、僕の人生はもっと思い通りになるだろう。

根気はいるけど、常に納得解を導き出すエネルギーと勇気を持ち合わせていこう。