過去の清算をしよう ~種の4パワー~
昨日の記事で、種の仕組みと4つの法則について説明しました。
しかし、疑問が出てきますよね。
「過去に悪い種を植えてしまったらどうしたらいいの!?」
4つの法則に従えばこうなります。
「植えた種は必ず発芽するのでその種からは逃れることは出来ない」
・・・
えー!無理なのー!
って感じになりますよね(笑)
確かに、一度植えた種を取り除くことは出来ません。
植えた種は必ず現実の中で経験をすることになりますからね。
しかし、一つだけ被害を最小限に抑える方法があるのです。
それが「4パワー」と呼ばれる、植えた種を早期に発芽させてしまう方法。
これは4STEPと同じくらい重要な知恵になるのでしっかり覚えておいて損はないですよ!
では、4パワー、見ていきましょう!
悪い種を早期に発芽させる「4パワー」
4パワーは植えた種を早期に発芽させる方法です。
つまり、悪い種は大きくなる前にさっさと発芽させてしまおうということ。
多くの人はよほど悪いことをしていない限り、悪い種を植えていたとしても、植えた時点ではごくごく小さな種だったりします。
でも多くの不幸や嫌な現実に直面される方は、悪い種を植え、それに意識を注ぐことで、無意識のうちに大きな種へと成長させてしまっているのです。
悪い種は大きくなる前に発芽=現実化させてしまう。
これが4パワーの目的になります。
では具体的にどんな手順なのか見てみましょう。
①ペンについて考える
これは過去記事にも合った通り、
「あなたが見ている現実は過去あなたが植えた種が発芽した結果である」
ということをよく理解するということです。
嫌な現実に直面したとき、すぐ種から考え直すという癖をつけていきましょう。
②知的な後悔をする
これは蒔いてしまった悪い種をはっきりと認識し、
「あ~!やってしまった~!」と自戒することを意味します。
これが案外難しいです。
今この瞬間に悪い種をまいた!と気づけたならすぐ知的な後悔は出来ますが、
嫌な現実を経験してから過去の悪い種にさかのぼろうとすると、どんな種をまいたのかが明確になりにくいんですよね。
なので私の場合は今経験している嫌な現実の中で起こっている嫌な出来事を、他人にしてしまったことがないかを振り返るようにしています。
例えばこんな感じ。
自転車に乗っていたときに後ろからトラックがぐっと近づいてきて、クラクションを鳴らされ怖い思いをした。
↓
私が車を運転しているときに、自転車や歩行者に対して圧をかけたり、イライラしたりしたことがなかったかどうか振り返る。
↓
思い当たる節がいっぱいあったので、「あ~、自分も同じこと他人にやってた~!」
と自戒
これ、最近の僕の例です(笑)
ゲシェの出版している本では、様々な問題に対して、どのようにアプローチすればいいのかがケーススタディーごとにたくさん書かれているので、興味のある方は一度読んでみるといいかもしれません。
ケーススタディを自分の現実に当てはめることで、スムーズに問題が解決できるようになると思います。
③期間を決めて「~はしない」と誓う
これは4パワーの中でもっとも重要なファクターになります。
知的な後悔をして、そのことをしないと誓うということですね。
しかし、種を作る要因には「行動」「言葉」「思考」がありますが、
一生「~をしない」と誓うのはかなり難しいですよね。
例えば、ネガティブな言葉を使わないと誓いを立てたとしましょう。
その誓いを立てることは大切ですが、一生その誓いを守り通せますかと問われたらどうでしょうか。
・・・
僕はたぶん無理です(笑)F○ckとか癖で言っちゃいそうです(笑)
友達とフランクに話していたら、無意識に汚い言葉とか出ちゃうときありますよね。
なので、誓いを立てるときには必ず期限をつけます。
「今日1日は汚い言葉やネガティブな言葉を使わない」
と期限付きで誓いを立てましょう。
この期限は行動>言葉>思考の順で長くなります。
ゲシェは行動なら10年の期限をつけても守れることがあるだろうが、思考に関しては10秒でも難しいと言っていました。
確かに、思考はコントロールするのが本当に難しいです。
長い誓いの期限を守るよりも、誓いを破らないことの方が大切なので、これだったら絶対守れるという誓いを作って実行していきましょう。
誓いを破ってしまうと、悪い種を植えることになってしまうので、なるべく簡単なものからスタートするのがいいですね。
④良い行いをすると誓う
③で悪い種を植えないことを誓い、④でいい種を植えることを誓います。
悪い種を増やすことをやめて、良い種を植えるようにシフトしていきましょう。
③の例を使うのであれば、ポジティブな言葉を使うなどがこれに当たりますね。
人をほめるようにするなんて言うのもいいかもしれません。
悪い種を植えず、良い種を植えていくことで種のバランスをとっていくということですね。
種が消えたサイン
4パワーを行うと悪い種は発芽して消えていくことになりますが、
その消えたサインというものを感じることができます。
種が消えたサイン① 心が軽くなる、身軽な感じになる
悪い種を心の中に蓄えた状態でいると、なんだか体が重いと感じたり、
ずーんと暗い感じになることがあるようです。
悪い霊に取りつかれているというような感覚でしょうか。
その種が取り除かれると、ずっと背負っていた重い荷物がふっと無くなるように
体が軽くなります。
中絶などをして悪い種を植えてしまった人は15年ほど子供たちに4STEPを教えて回ったり、孤児の施設にボランティアに行ったことで種が消えるとゲシェは言っていました。
どんなに悪い種でも、4パワーを使えば必ず消えるともいっていたのがすごく印象に残っています。
種が消えたサイン② 何か小さな問題が起こる
まさに種の早期発芽ですね。
本当だったら大事故に至るような悪い種も、4パワーを使うことで擦り傷程度に抑えることができます。
4パワーを実践し始めてから、小さな問題がちょこちょこ置き始めたらうまくいっている証拠です。
最近、トンネル内の雨漏りが顔に当たったり、
虫が顔にぶつかってくるのは僕が過去に植えた悪い種の発芽かもしれません(笑)
実際に4パワーを使ってみて
実際に4パワーをやり始めたら様々な利点がありました。
まず、嫌なことがあっても早めに種が発芽したんだと思うことで、
ストレスが一気に減りました。
あ~こんなもんで終わってよかったと思えると、ストレスを喜びや感謝に変換することができるんですよね。
これ、かなり実生活に役立っています。イライラがホント減りました。
あとは、人が見ていなくても正しい行いができるようになったことです。
今までは無駄に残業をして残業代を稼いでみたり、人の悪口を言ったりしていたことがありましたが、
例えバレなくても自分が思おうネガティブな行為をしないようになりました。
とは言え、まだまだうっかり悪い種を植えちゃうことはあるんですけどね^^;
でもそれが格段に減ったのです。
自分で言うのもなんですが、かなりいい人になったような気がします(笑)
道に落ちているごみとかも拾うようになりましたしね。
昨日は拾ったごみがしめさばのごみだったので手に臭いがついてしまい、
良い種を植えつつ、4パワーをしましたよ(笑)
でも、最後はめちゃくちゃいい気分で寝ることができたのです。
最高にいいコーヒー瞑想ができたような気がします。
悪い種を育てないために
悪い種を育てないためには、種について正しく理解することが大切です。
種の仕組みを知らなければ、あっという間に悪い種を大きくしてしまうかもしれません。
種の仕組みを知らないということこそが、悪い種の土壌なのです。
だから、種の話を多くの人に伝えてほしいとゲシェは言っていました。
それが最近ダイヤモンドの知恵について記事を書いている理由です。
私たちが経験している現実は、私たちが植えた種から生まれてきているということ。
これをしっかりと理解することが、ダイヤモンドの知恵では一番大切なことなんですね。
そして、それを理解したうえで、4パワーと4ステップを併用すると
一気に夢がかないます。
どちらか一方では弱いのです。
4パワーと4ステップは自転車の前輪後輪と同じ。
どちらが欠けても前には進めません。
常にいい種を植えて、悪い種は早期に処理していきましょう。
まだ実践を始めて1か月たたないくらいですが、
私の場合は明らかに幸福度が増しました。
そして、目標に対しては達成しないわけがないという強い確信を得ることができています。
私は経理職の正社員として働いている以外にもいくつか複業をしており、
2020年の9月までに本業以外で年収350万をかせぐというのが目標なのですが、
早くも不思議な展開が起き始めています。
昔のビジネスパートナーが復帰を希望し始めて、離れていた人間関係が再構築され始めたのです。
こちらから復帰を促したわけでもなく、ただ楽しくお茶をしていただけなんです。
それが相手から復帰を希望するような話になり、あれよあれよといい方向に向かい始めました。
全く予想だにしない展開に、私が一番驚いています(笑)
ダイヤモンドの知恵は結果が出るまで3~6か月かかると言われていますので、
今はあせらず、じっくり良い種を成長させていこうと思っています。
面白い展開があったら都度報告しますね。
今日もゴミ拾っちゃいますか!魚臭いごみじゃありませんように!!(笑)
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