4STEPPER’S DELIGHT

マイケルローチ直伝、夢を叶える4つのステップや元気になる考え方をお伝えします。

相手に歩み寄る5つのステップ

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世の中には人の数だけ考え方があって、価値観が存在する。

その中で、波長の合う人が行動を共にしたり、時間を共有したりするんだけど、

どうしても相容れない部分が出てきて、衝突が起こってしまうことがあるんだよね。

 

僕は感情的な口論が嫌いで、自分の意見を否定されることも、相手の意見を否定することも嫌いだ。

なるべくなら相手の意見に耳を傾けつつ、自分の意見もしっかりと伝えてコミュニケーションをとりたいといつも思っている。

 

そんな僕が意識している、考え方の違う「相手に歩み寄る5つのステップ」を記してみる。

 

①考え方が違ってあたりまえと思う

 

自分以外は全員他人だ。

当たり前のことなんだけど、人はみんな違う考えを持っている。

それが人間関係の薄い人なら、受け入れやすいんだけど、人間関係の厚い、近しい人となると少し変わってくるんだよね。

 

「分かってくれるだろう」とか「近いからこそ分かってほしい」という思いが前に出て考え方が違うことを受け入れ難くなってしまうんだ。

その思いが相手を無理に変えようとしたり、考えを否定することにつながって衝突を起こしてしまう。

 

どんなに近い存在でも、どんなに良い関係が気付けていても、

その人は自分とは違う他人であって、考えが違っていてあたりまえ

と改めて思うことがまずは大切なんだよね。

 

②自分の意見をはっきりと伝える

 

相手に歩み寄るということは、自分の意見を曲げてまで相手に合わせていくということじゃない。

まずは自分がどう思っているのかを本音で伝えることが大切だ。

 

コミュニケーションは壁打ちテニスと同じで、しっかりと強く打てばボールはしっかり返ってくるし、弱く返せばそれだけ弱くボールは返ってくる。

ボールは意見そのものだ。

 

だから相手の意見をしっかり受け止めるためにも、自分の意見をまずはしっかり述べること。

食い違った意見をいう事を恐れる人がいるけど、食い違った後の対応さえしっかりしていれば、相手に歩み寄れるチャンスになるんだ。

 

この時言葉が攻撃的にならないように言い方にはよーく気を遣う。

 

僕は「僕がどう思っているか、しっかり伝えたいんだけどいいかな」って許可を取るようにしている。

 

聞いてくれるようであれば、「ありがとう」と感謝を伝えてから話し始めると、しっかり最後まで聞いてくれることがほとんどだ。

 

こういった気遣いも大切な要素だと思うんだよね。ホントに。

 

恐れずに、本音で自分の意見を伝えること。そこから歩み寄りは始まっているんだ。

 

③相手の意見を一つの考え方として尊重する

 

相手の意見を聞くことはできるんだけど、

自分との違いを見つけたり、反論したくなったりしてもやもやしてしまうことがある。

 

それは、人は自分が一番正しいと思っているから。

だからなかなか自分と違う考え方を受け入れることができないんだよね。

 

でも、いきなりが受け入れるできなくても、相手の考え方に興味を持つことはできると思うんだよね。

そんな考え方があるんだ!って。自分にはない考え方だな~ってくらいでもいいと思う。

 

ただ、その時に絶対に良い悪いのジャッジをしないこと。

ここでジャッジをしてしまうと、意見に優劣をつけてしまうから、ありのまま一つの意見としてみることが大切。

 

その存在を認めてあげるっていう表現がいいのかな。

 

さらに、そう考えるようになったきっかけやその人の過去にまで思いが及ぶようになれば、よりその意見を一つの意見として尊重できるようになる。

 

過去の出来事と今の考えは強くリンクしてることが多いから、相手の過去を知ること相手の考えを理解することにも繋がっていくんだ。

 

 ④相手の意見の共感できるところを見つける

 

相手の意見を総合的に良い、悪いと判断するのではなくて、

こんな所がいいよねと共感できるところだけをピックアップして伝えてあげる。

全く共感できるところが無かったとしても、それはそれだけ自分にとって新鮮な、新しい考えだから学びが多いはずなんだよね。

 

でも本当はいい所なんてすぐ見つけられたりするもんだ。

言い方が気に食わないとか、意見そのもの以外の要素が邪魔をして見えなくなっていることが多いんじゃないだろうか。

 

ここは相手の意見そのもの、本質を見てあげる重要なステップになる。

 

余計な感情は抜きにして、相手の意見を見つめることが大切だ。

 

⑤自分の意見と相手の意見の共通点を探し出す

 

相手の意見をしっかりと把握した上で、自分の意見と照らし合わせてみると、

一見違うように見えて根底の考え方や思いは一致している部分があることが多い。

 

例えば子育ての方針が夫婦間で違ったとしても、根底には子供を大切に思う気持ちがあるように、具体的な行動以外でも一致する感情や思いのようなものはあるんだ。

 

そこを探し出して、同じ思いでいるということを伝えてあげると、2つの意見は対立の状態から境界線が曖昧になってくるので、相手も考えた上でその意見を持っているんだなと受け入れやすい状態になってくる。

 

そこで、すぐに2つの意見をまとめる答えが出せなくても、根底には共有している部分があると分かるだけで相手との距離は今までよりも格段に近づくと思うんだ。

 

そこから時間をかけて2人の答えを出していってもいい。

 

大事なのは共有している思いがあることをお互いが知ることなんだ。

 

まとめ

 

最後にどんな着地点を迎えるかは人それぞれだけど、このステップを踏むと、相手の意見も心地よく聞くことが出来るし、相手も気持ちよく意見を述べられる。

 

人はされて嬉しかったことは相手にもしてあげたいと思うものだ。

 

相手も歩み寄ってくれることがあるかもしれない。

 

ただ、相手に変わることを求めてはいけないんだ

 

変わるならまず自分から

 

このステップがいいなと思っても、相手にこのステップを求めてはいけないんだよね。

 

自分は変えられても、相手は変えられないという大前提を忘れちゃいけない。

 

だからこそ、相手がなかなか歩み寄ってくれなくても、

こちらから歩み寄っていける勇気を常に持ち続けていたいと思うんだなぁ。