助けることは気持ちいいこと
虹がきれいですね。
今日は久々に風邪を引いてしまいました。
やっぱり健康が一番ですよね。
幸せになるためにはまず、健康にフォーカスするのがとても大切だとよく分かりました。
ブログの更新を休もうかと思ったのですが、望月俊孝さんのメルマガがあまりにも素晴らしかったのでシェアさせてください。
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■ 1)助けることは気持ちいいこと
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┌1)一番戻ってきた財布に
入っていたある写真とは?
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マジシャン出身の異色の心理学者
リチャード・ワイズマンは
こんなユニークな実験を
しました。
それは、「落としても
戻ってくる財布とはどんなものか」
という実験です。
ワイズマンは、240個の
財布を用意し
わざと道に落としました。
財布はその中身に応じて
6つの種類に分かれています。
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A)笑顔の赤ちゃんの写真が
入っている財布
B)かわいい子犬の写真が
入っている財布
C)しあわせな家族の写真が
入っている財布
D)穏やかな老夫婦の写真が
入っている財布
E)最近慈善事業に寄付したことを
示すカードが入った財布
F)なにも入っていない財布
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1週間後、約半分の財布が
戻ってきました。
さて、問題はここからです。
戻ってきた財布をみると
ある1種類の財布が
35%を占めていました。
┌2)助けたいという本能
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答えは、A)。
笑顔の赤ちゃんの写真が
入っている財布です。
これはなぜでしょうか?
2008年のオックスフォード大学で
発見されたことがあります。
それは人間は
赤ちゃんの写真を見た場合は
7分の1秒で、
目の後ろにある
腹内側眼窩前頭皮質
(がんかぜんとうひしつ)が
反応するのです。
ここは、当たりくじや
チョコレートなど欲しい物が
手に入った瞬間に
反応する部分なのです。
ワイズマンは言います。
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「科学者は赤ん坊に対する
この瞬間的な反応は、
種の存続のため、無力で
無防備な幼児を見ると
いい気持ちになり、
助けたくなるよう進化が
何万年もかけてつちかって
きたものだと考えている。」
「べつの研究者は、この庇護反応の
作用で、赤ん坊にかぎらず、
人は助けを必要とする相手を
誰でも助けようとすると
指摘している。」
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┌3)助けることは気持ちいいこと
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僕らが言い出せない言葉
の1つに、「助けてください」
があります。
相手の負担を考えると
申し訳なくなり
自分の非力を認めることに
なるからです。
でも、上記の実験は
そんな心配は
無用であることを
教えてくれます。
誰かを助けることは
人間にとってはとても
気持ちいいことなのです。
誰かを助けられることは
とても誇らしいことなのです。
だからこそ、
上手く助けを求めるスキルを
磨いていきましょう。
助けることは
気持ちいいことなんですね。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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本日のエピソードは
下記の文献を
参考にしました。
感謝申し上げます。
「その科学が成功を決める」
P.73~76
2010年(4版) 文藝春秋
著者 リチャード・ワイズマン
訳者 木村博江
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最近、貢献をベースに生きていますが、ホントに助けるのって気持ちいいんです。
助けてくれてありがとうとはよく言いますが、誰かの役に立つとこう思えるのです。
「助けさせてくれてありがとう」
助けることは自分も相手もありがたい気持ちにさせてくれる行為。
億せず助けていきたいと思いましたし、また自分も遠慮をせず助けを求めていきたいと思います。
それは助ける機会を誰かに与えることにもなるから。